【路面凍結】関東各地で「スリップ事故」多発 10日の雪の影響[2023/02/11 15:51]

 首都圏も雪に見舞われた10日から一夜明け、関東各地でも路面凍結によるスリップ事故が連続しました。

 茨城県警によりますと、11日午前10時までの23時間で降雪による路面凍結で起きたスリップ事故は県内で118件に上りました。

 特に11日午前6時から8時に多発したということです。

 このうち、人身事故は16件で20人が軽いけがをしました。

 県の西部に位置する地域の事故がおよそ6割を占めていて、12日の早朝は最低気温が氷点下になるところもあり、路面凍結の恐れがあるため、警察などがスリップ事故に注意するよう呼び掛けています。

 山梨県では、県内の一般道で降雪や路面凍結によるスリップが原因で起きた事故は10日午後4時から11日午前9時までに39件でした。1人が軽いけがをしたということです。

 単独の事故が最も多く、全体の半分以上に上りました。

 栃木県では、10日午後4時から11日午前8時に降雪によるスリップ事故が182件発生しました。

 このうち人身事故は2件でしたが、およそ2割にあたる40件がスタッドレスタイヤなど滑り止めを装着していませんでした。

 事故が多発したのは10日は午後4時から5時台、11日は午前5時から7時台だということです。

 埼玉県の発表によりますと、11日午前10時時点で雪道を走行中の車がスリップしたり、歩行中に転倒したりして、1人が重傷、43人が軽傷しました。

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