ペットボトルのふたで極小&繊細アート SNSで注目[2023/03/10 18:40]

 丸い形を生かした非常に繊細なアートがSNSで注目されています。

 オレンジ色に染まる美しい夕焼け。どこか懐かしささえ感じさせるような風景が描かれているのは、ペットボトルのふたです。

 直径3センチほどの小さなキャンバスに繊細な絵を描いたのは、ボトルキャップアーティストとして活動している西倉ミトさん。アクリル絵の具と、サインを書くときなどに使う毛先の細い筆を使っています。

 ボトルキャップアーティスト・西倉ミトさん:「絵とキャップの色を近付けるようにしていて、側面も含めて1つの作品として見られるように工夫しています」

 プラスチックは水を弾きやすく、絵の具を溶く際の水の量を極力減らしたり、拡大鏡を使わず肉眼で見える限界まで描いたりするところにこだわっているといいます。

 ボトルキャップアーティスト・西倉ミトさん:「ペットボトルのキャップという身近にあるものを使うことでアート自体をより身近に感じていただきたい」

 これまでに制作したのはおよそ140点。風景から食べ物までジャンルは様々。西倉さんは将来、この小さなアートの個展を開きたいと話しています。

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