「エホバの証人」問題めぐり加藤大臣「教団側の話聞く必要」[2023/03/10 23:45]

 「エホバの証人」の問題を追及する弁護団が、教団に「輸血拒否」など児童虐待の可能性があると訴えていることを受け、加藤厚労大臣は教団側の認識などについて、話を聞くことが必要という認識を示しました。

 加藤厚労大臣:「エホバの証人の法人関係者の方からは、団体としての認識や事情なども知るということは大事ではないかと考えております」

 加藤大臣は、10日の厚労委員会でこのように述べたうえで、児童相談所に出している医療ネグレクトの対応を求めた通知を再度、周知するとの考えを示しました。

 また、宗教が関係する児童虐待の実態を把握する調査研究を進める考えも明らかにしました。

 「エホバの証人」を巡っては、弁護団が厚労省を訪れ「子どもに輸血を拒否させるよう教団が指示している」などとして、児童虐待の可能性があると報告していました。

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