【男性の育休】推進企業で取得率上昇も取得日数に変化なし NPO法人が調査[2023/03/15 15:50]

 男性の育休取得に関する実態調査で育休を推進している企業では、ここ3年で取得率が上がっている一方で、平均の取得日数には大きな変化がないことが分かりました。

 調査はNPO法人らが実施し、男性の育休を積極的に取り入れている141社が回答しました。

 その結果、2022年度の平均の取得率は76.9%で2年前と比べて24.9ポイント上昇しました。

 一方、平均の取得日数は40日前後で推移していて、大きな変化は見られなかったということです。

 ワーク・ライフバランス、小室淑恵代表取締役:「トップや人事からの声掛けだと取得率の向上にはなるが、誰が休んでも回る職場づくりというのができていないと取得日数は増えない」

 法改正により、4月からは労働者が1000人を超える企業では年に1度、育児休業の取得率を公表することが義務付けられます。

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