「保育士の配置基準」見直し求め 自民議連が厚労大臣に要望[2023/03/17 08:07]

 政府が「異次元の少子化対策」を掲げるなか、保育士の配置基準の見直しを確実に進めるよう田村元厚生労働大臣らが加藤大臣に要望しました。

 田村元厚労大臣:「以前から我々が要望してきた3000億円超の保育の質の向上も含めて要望させていただきました」

 田村元厚労大臣ら自民党の議連は16日、2012年に社会保障と税の一体改革で検討されて以降、進まない保育士の配置基準改善などについて確実に行うよう加藤大臣に申し入れました。

 4歳から5歳児における保育士の配置基準は75年間、変わっておらず「子ども30人に対し保育士1人」とされていて、負担の増加が指摘されています。

 申し入れでは「子ども25人に対して保育士1人」を配置することなどを求めています。

 加藤大臣は「子どもたちが幸せになるよう努力したい」と応じたということです。

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