浅間山の噴火警戒レベル「2」に引き上げ[2023/03/23 16:00]

 気象庁は群馬県と長野県にまたがる浅間山の噴火警戒レベルを火口周辺規制の「2」に引き上げました。

 気象庁によりますと、浅間山では、15日ごろから山の西側で山体の膨張を示す傾斜変動が認められ、21日からは火山性地震も増加しているということです。

 23日は午後3時までに57回の火山性地震が観測されています。

 このため、気象庁は午後3時半に浅間山の噴火警戒レベルをレベル1の「活火山であることに留意」からレベル2の「火口周辺規制」に引き上げました。

 気象庁は地元自治体等の指示に従い危険な地域には立ち入らず、火口から概ね2キロの範囲では噴火に伴う大きな噴石や火砕流に警戒するよう呼び掛けています。

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