去年の難民認定者数は過去最多202人 7割以上がアフガニスタン国籍[2023/03/24 17:45]

 去年、難民と認定された外国人は202人で、過去最多となったことが分かりました。そのうち7割以上がアフガニスタン国籍でした。

 出入国在留管理庁によりますと、去年1年間で入管法に基づいて難民と認定された外国人は前の年から128人多い202人で、2年連続で過去最多となりました。

 そのうち147人がアフガニスタン国籍で、7割以上を占めました。

 アフガニスタンでは、おととし8月にイスラム主義勢力「タリバン」が実権を掌握し、国内情勢が不安定になっています。

 また、軍によるクーデターが起きたミャンマーの国籍を持つ難民認定者は26人でした。

 難民認定の申請者は3772人となり、去年から1359人増えました。

 政府が今の国会で成立を目指している入管法の改正案では、申請は原則2回までとしていますが、去年は3回目の申請で認定されたのが3人いたということです。

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