宇宙で“地産地消”? 「藻」決め手のカップラーメン開発 ユーグレナ[2023/03/30 19:57]

 宇宙での地産地消を目指した新しい宇宙食を製作する試みが本格化しています。

 ミドリムシを使った健康食品を手掛ける企業「ユーグレナ」は、宇宙空間で自給自足できる食材を使ったカップラーメンを開発しました。

 会社では、オーランチオキトリウムと呼ばれる非常に小さな藻を宇宙で培養する研究を進めていて、これを味の決め手となるスープに使っているのです。

 ユーグレナ執行役員CTO・鈴木健吾さん:「ヘルシーに食べてもらおうというところにこだわっていて、食べていただくほど健康になるようなデザインにしている」

 会社は、試作品を返礼品としたクラウドファンディングを行っていて、宇宙での長期滞在を念頭に、サステナブルで栄養のバランスに優れた食事の提供を目指したいと話しています。

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