カムチャツカ半島で大規模噴火 航空機に注意喚起[2023/04/11 06:16]

 10日午後10時10分ごろ、ロシア・カムチャツカ半島で大規模な噴火がありました。噴煙は上空約16キロに上がり、気象庁が航空機などに注意を呼び掛けています。

 気象庁によりますと、10日午後10時10分ごろ、カムチャツカ半島東部のシベルチ火山で大規模な噴火がありました。

 噴煙は上空約16キロに到達し、徐々に広がって、11日夕方までには半島ほぼ全域の上空を覆うと予想されています。

 噴煙の濃度の高い場所では視界が悪くなり、航空機のエンジンが止まることもあるといい、気象庁が航空機に付近を避けて飛行するよう呼び掛けています。

 また、噴火による目立った潮位の変化は確認されておらず、日本への津波の影響はないということです。

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