“サポート詐欺”増加 警視庁が被害防止呼びかけ[2023/04/21 07:43]

 インターネットの利用者に「ウイルスに感染」などと警告画面を表示し、解除費用として架空請求をする「サポート詐欺」が増加するなか、警視庁が被害の防止を呼び掛けました。

 都内で、年々相談件数が急増している「サポート詐欺」は、インターネット利用時に「ウイルスに感染」などと警告画面を表示して電話をかけさせ、コンビニ店などで電子マネーカードの購入を誘導するものです。

 新宿警察署は、宝塚大学でデザインなどを専攻する学生と協力し、サポート詐欺被害の防止を呼びかける封筒を作成しました。

 封筒には、詐欺かどうかを確認するチェックリストなどが記されていて、管内のコンビニ店で電子マネーカードを購入した客に配布されます。

 警視庁によりますと、「サポート詐欺」は50代以下の被害者が3割を占め、特殊詐欺のなかでも若い世代の被害が多いのが特徴です。

 警視庁は、警告画面が表示された場合でも、画面の指示に安易に従わないでほしいと注意を呼び掛けています。

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