【速報】公立中学校の残業 国指針の上限超える月58時間 勤務実態調査で判明 文科省[2023/04/28 09:23]

 公立学校の教職員の勤務実態調査の結果が公表され、中学校では残業が国の指針で定める月45時間の上限を超えていることが分かりました。

 文科省は28日、2022年度に実施した公立学校の教職員の勤務実態に関する調査結果の速報値を公表しました。

 国は指針で教職員の1カ月あたりの時間外勤務の上限を月45時間と定めていますが、中学校での残業は夏休みなど長期休業の期間を含めた平均でも、月およそ58時間と上限を超えていることが分かりました。

 長期休業を除く通常の学期においては小学校でもおよそ64%の教職員が月45時間以上の残業をしているということです。

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