トイレットペーパーの芯を投げ続けるオウム 遊びではなく…実は攻撃?[2023/04/29 11:00]

 トイレットペーパーの芯を投げ続けるオウムさんです。

■飽きずに芯を放り投げ 背面投げも!

 廊下にたたずむ一羽のオウム。

 飼い主さんがトイレットペーパーの芯を投げ入れると、口にくわえて芯を放り投げました。

 よほど気に入ったのか、何度も飽きずに芯を放り投げるオウム。投げた後に、大きく羽を広げたり、足でつかんで投げてみたり、さらには背面投げまで!

 なぜオウムは、トイレットペーパーの芯を投げ続けているのでしょうか?

■遊びではなく…実は攻撃?

 トイレットペーパーの芯を投げていたのは、ルリメタイハクオウムのカブくん(2)です。

 飼い主さんによりますと、「運動不足にならないよう、廊下を走らせている。この日は芯をオモチャに与えたところ、1時間以上投げ続けていた」といいます。

 また、トイレットペーパーの他に、ラップやアルミホイルの芯を与えても投げたそうです。

 カブくんは、なぜトイレットペーパーの芯を投げ続けているのでしょうか?

 「横浜小鳥の病院」の海老沢和荘院長によりますと、「トイレットペーパーの芯を自分の居場所に入り込んだ侵入者と認識し、攻撃している。何かを攻撃することでストレス解消につながり、良い刺激になっている。ただ、過剰にやらせるとストレスになるので、注意が必要」ということです。

 そして、「芯を投げた後に羽を広げて下がるのは、自分を大きく見せ威嚇しつつ、芯が体に触れるのを避けている。トサカのような部分は冠羽といい、興奮・緊張している時に立てる」と話していました。

(「羽鳥慎一 モーニングショー」2023年4月28日放送分より)

※この映像にはナレーションはありません。ご了承ください。

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