フィッシング詐欺急増 2月以降被害10億円近く[2023/05/01 11:09]
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インターネットバンキングを使った不正送金被害が2月から急増しています。2月以降、今月中旬までに全国で10億円近くの被害が出ていることから、警察庁が注意を呼び掛けています。
警察庁によりますと、ネットバンクを使った不正送金の被害は今年2月から今月14日までに612件、被害額が9億5900万円に上っているということです。
被害の多くがメールで金融機関を装い、IDやパスワードを盗む「フィッシング」の手口で、1月は17件でしたが、2月は111件、3月は381件、4月中旬までに120件と急増しています。
ネットバンクの利用が広がるなか、被害に気付いていない人もいるとみられています。
警察庁は、改めて公式サイトに問い合わせるなど注意をするように呼び掛けています。