石川・能登で震度6強 専門家「同じような地震が再び起こる可能性」注意呼び掛け[2023/05/05 17:00]

 5日午後2時42分ごろ、石川県で最大震度6強の地震がありました。能登半島の地震に詳しい専門家は今回の地震の前に特に大きな変化はなかったとする一方、同じような地震が再び起こる可能性があるとして注意を呼び掛けています。

 震度6強を観測した石川県珠洲市などに観測機器を設置するなどして一連の群発地震の調査を続けている京都大学防災研究所の西村卓也教授によりますと、今回の地震は、ここ数年続いている一連の地震で最大規模の地震でした。

 今年に入って能登半島の地震はややフラットな状態で、今回の地震の前に特に特異な変化はなかったということです。

 最近は震源が陸地から海の方へ移動している傾向があったということです。

 西村教授は今回と同じようなマグニチュード6規模の地震が数日から1週間程度、起こる可能性があるとして、引き続き注意をしていただきたいとしています。

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