東京都内で男女がはしかに感染 都内では3年ぶり 2人に面識なし[2023/05/12 19:30]

 12日、東京都は男女2人がはしかに感染したと公表しました。都内ではしかの感染が確認されたのは3年ぶりです。

 都によりますと、はしかに感染したのは都内在住の30代女性と40代男性で、3日に発熱やせきなどの症状が出たため、その後、医療機関を受診しました。現在は入院していて、症状は落ち着いているということです。

 2人に面識はありませんが、先月23日に東海道・山陽新幹線「のぞみ50号」9号車の新神戸駅−東京駅で同じ車両に乗っていました。

 また、男性は今月4日に東海道新幹線「こだま740号」10号車の三島駅−新横浜駅に乗ったということです。

 都内ではしかの患者が確認されたのは2020年2月以来、約3年ぶりです。

 はしかは感染症法上の5類感染症で、主な感染経路は空気感染です。

 感染力が極めて強く、10日間ほどの潜伏期間を経て発熱やせき、発疹などの症状が出ると言われています。

 都は、まだ予防接種を受けていない人に対して早めの接種を呼び掛けています。

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