ジャニーズ事務所社長が謝罪 元所属男性 性被害問題[2023/05/15 05:52]

 かつてジャニーズ事務所に所属していた男性が、当時の社長から性被害を受けたと記者会見で訴えた問題で、ジャニーズ事務所の社長がVTRメッセージを公表し、謝罪しました。

 ジャニーズ事務所・藤島ジュリーK.社長:「何よりまず、被害を訴えられている方々に対して、深く深くおわび申し上げます」

 藤島社長は、2019年に亡くなったジャニー喜多川前社長から性的被害があったと訴えた、カウアン・オカモト氏に面会したことを明らかにしました。

 訴えについては、「当然のことながら、問題がなかったとは一切思っておりません。加えて会社としても、私個人としても、そのような行為自体は、決して許されることではないと考えております」としました。

 一方で、「当事者であるジャ二―喜多川に確認できないなかで、私どもの方から個別の告発内容について『事実』と認める、認めないと一言で言いきることは容易ではなく、さらには臆測による誹謗(ひぼう)中傷等の二次被害についても、慎重に配慮しなければならない」として理解を求めました。

 そのうえで、今後については、コンプライアンス委員会の設置に加え、相談を受ける外部窓口を今月中に設置することを明らかにしています。

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