天皇陛下がラオス主席と面会 ラオスの2018年水害に改めてお見舞いを述べられる[2023/05/25 19:55]

 天皇陛下はラオスのトンルン国家主席と皇居で面会されました。

 天皇陛下は25日午後4時半ごろ、皇居の御所で25日に来日したラオスのトンルン国家主席を英語で出迎えられました。

 通訳を交えた懇談で、陛下は2012年にラオスを訪問した時の思い出などについて話されました。

 陛下はラオスを流れるメコン川が人々の暮らしに恵みとともに時に水害をもたらすとして、2018年の水害で多くの人々が被災したことに改めてお見舞いを述べられたということです。

 さらに、天皇陛下は日本とラオスが2015年に国交樹立60年を迎え、日本からは桜がラオスに、ラオスからは象4頭が日本に贈られたという話題にも触れられました。

 これに対し、トンルン国家主席は日本の桜が植えられた地域は観光名所になっていて、日本に贈られた象は子どもが生まれ、それぞれの国で愛されていると応じたということです。

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