「こどもの自殺対策緊急強化プラン」タブレット使い“心の不調” 早期発見へ[2023/06/02 19:34]

 去年、過去最多になった小中高生の自殺を防ぐため、学生たちに教育目的で配られているタブレット端末を活用して心の不調を早期に見つける取り組みを始めることが決まりました。

 小倉大臣:「このプランに従って、子どもが自ら命を絶つようなことのない社会の実現に向けて、関係省庁の皆様とワンチームになってしっかりと取り組んでまいりたい」

 「こどもの自殺対策緊急強化プラン」は去年、自殺した小中高生が514人とこれまでで最も多くなったことを受けて策定されました。

 公立の小中学生のほぼ全員に配られているタブレット端末を活用して心の不調を定期的に把握し、早い段階で自殺リスクを見つけることを目指します。

 こども家庭庁は、このプランを骨太の方針に反映をさせることを目指すとしています。

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