加藤厚労大臣 新型コロナ「緩やかな増加傾向」[2023/06/09 11:32]

 新型コロナウイルスの感染状況について、加藤厚労大臣は「緩やかな増加傾向」との見解を示しました。

 厚生労働省によりますと、全国の定点医療機関から報告される新型コロナの患者数は集計方法の変更後、3週連続で増加しています。

 加藤厚労大臣は9日の会見で、現在の感染状況について「緩やかな増加傾向」としたうえで、過去の感染状況を踏まえると、「夏に向けて一定の感染拡大が生じる可能性がある」として、ワクチン接種などを推進する考えを示しました。

 来週16日には感染状況の評価を行うため、新型コロナが5類に移行してから初となる専門家会合を開くことも明らかにしました。

 開催はおよそ2カ月ぶりとなります。

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