原子力規制委員会の審査会合は北海道電力泊原発の再稼働を前提とした審査で、耐震設計の目安となる基準地震動について最大693ガルとすることを了承しました。
北海道電力は停止中の1号機から3号機のうち、3号機の早期の再稼働を目指しています。
泊原発の基準地震動を巡っては、敷地内の断層の活動性など複数の論点が決着するまで時間がかかりました。
2013年7月の審査申請から約10年で基準地震動の了承という大きな節目となりましたが、津波や火山対策など残された課題は多く、再稼働は依然として見通せません。
広告
