“観る将の聖地”目指し…将棋の新施設「駒テラス西参道」オープン[2023/06/10 16:10]

 藤井聡太七冠の活躍などで将棋ファンが増えるなか、東京・渋谷区に誰でも将棋を楽しむことができる施設「駒テラス西参道」が10日にオープンしました。日本将棋連盟の会長になったばかりの羽生善治九段もオープニングイベントに駆け付けました。

 羽生善治日本将棋連盟新会長:「たくさんの将棋ファンに楽しんでいただける場所になるように努力したい」

 「駒テラス西参道は日本将棋連盟と渋谷区が協力し、「将棋を通じた魅力あるまちづくりのための施設」としてオープンしました。

 施設は主に4つのエリアに分かれ、「日本将棋連盟公式YouTube」を撮影するスタジオや初心者や子どもでもイチから将棋を教わることができる教室などがあります。

 10日のオープンイベントでは「子ども将棋大会」が開かれ、32人の小学生が対局を楽しみました。

 将棋連盟は藤井七冠の活躍など近年の将棋ブームで自ら将棋を指すのではなく、解説会やイベントに行く「観る将棋ファン」が増えていることから、駒テラス西参道を「“観る将”の聖地」となることを目指して様々なイベントや教室、展示、映像配信などを行っていくということです。

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