予報士のつぶやき「広範囲で雷雨、突風に警戒」[2023/06/13 12:45]

13日(火)午前3時に台風3号は温帯低気圧に変わり日本の東海上に離れていきました。
本州付近からは梅雨前線も離れて久々の日差し!
雨上がりで湿度が高い中、関東から西日本は30℃前後の暑さになりますので、
熱中症にご注意ください。

そして、13日午後はこの湿った暑い空気の上空に強い寒気が流れ込んで
全国的に天気が不安定になります。
山沿いを中心に急な雷雨や竜巻などの突風、雹など
激しい気象現象が起こる恐れがあります。

さらにこの寒気、しばらく居座る予想で
16日(金)にかけて連日、不安定な天気となります。

最近はコロナ禍真っただ中の時期と比べると
外で遊ぶ子供たちもだいぶ増えてきた印象があります。

雷雨が起きそうな日、外で遊ぶことはお勧めできませんが、
雷雨は局地的な現象ですし、降る前は晴れていたりもしますから
遊びに行ってしまうこともあるでしょう。

そんな子供たちにどんなアドバイスをしたらいいのか。

(1)一番近くの公園にする
(2)広い公園には行かない
(3)少しでも雨が降ってきたらすぐ帰宅
(4)降っていなくても雷の音が聞こえたり光っているのが見えたらすぐ帰宅
(5)雨が降ってきてしまっても木の下や東屋(木造の休憩所)で雨宿りしない

広い公園や河川敷などは近くにあっても行かせないでください。
人よりも高いものが少ない場合、落雷による感電のリスクが高まります。
雨宿りをするならスーパーなど建物に入るように伝えましょう。

テレビ朝日気象デスク 太谷智一

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