今年9月にも新型鉄道車両に防犯カメラの設置義務化へ 首都圏など利用者多い路線で[2023/06/13 14:58]

 国土交通省は、新幹線を含めた首都圏などの利用者が多い路線で、新たに導入されるすべての車両に今年9月にも防犯カメラの設置を義務付ける方針です。

 2021年に、走行中の小田急線や京王線の車内で無差別に乗客が刺され、重軽傷を負う事件が相次ぎました。

 これを受けて、国交省は新幹線を含めた首都圏などの利用者が多い路線で、新たに導入されるすべての車両に防犯カメラの設置を義務化する方針を固めたことが分かりました。

 防犯カメラについては一日分以上の録画ができればよく、運転指令室などでリアルタイムで映像を確認できる機能までは求めないということです。

 関係者によりますと、14日に予定されている検討会で合意できれば、手続きを進めて9月にも省令を改正して義務化していくということです。

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