自衛官候補生「弾を装填し動くなと叫んだ」 陸自隊員3人死傷[2023/06/16 12:00]

 陸上自衛隊の射撃場で3人の隊員が死傷した事件で逮捕された自衛官候補生の男は当時「待機場所で銃に弾を装填(そうてん)し動くなと叫んだ」という趣旨の供述をしていることが分かりました。

 18歳の自衛官候補生の男は、14日に岐阜市の射撃場で射撃訓練中に八代航佑3等陸曹(25)に向けて小銃を発射し、殺害した疑いが持たれています。

 この事件では、教官を務める菊松安親1等陸曹(52)も死亡し、別の25歳の男性隊員1人もけがをしました。

 捜査関係者によりますと、候補生は銃撃当時「待機場所で銃に弾を装填し、動くなと叫んだ」という趣旨の供述をし、その後、無言で撃ったとみられるということです。

 今後の捜査は自衛隊の警務隊によって進められるということです。

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