東京都は今月18日までの1週間の新型コロナウイルスの1医療機関あたりの患者報告数が「5.85人」と発表しました。
都によりますと、12日から18日までの1定点医療機関あたりの患者報告数は「5.85人」で、前の週の「5.99人」から横ばいです。
専門家は「引き続き今後の動向に十分な注意が必要である」としています。
19日時点の入院患者数も956人と前の週から横ばいで、「現時点では医療提供体制への大きな負荷は見られないが、熱性疾患や熱中症などの受診者が増加していて、影響が懸念される」としています。
都では子どもを中心に流行する夏風邪「ヘルパンギーナ」の「流行警報」が4年ぶりに出されました。
今年は流行の開始が早く、感染が急速に拡大していて、都は「コロナ禍で免疫が落ちているなか、集団生活や接触の機会が元に戻り、患者が増加しているのでは」と分析しています。
特別な治療法やワクチンはなく、都は感染対策として小まめな手洗いや咳エチケットを呼び掛けています。
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