都内のキャッシュレス決済額が50%超に 2025年目標を達成[2023/07/06 20:55]

 東京都内におけるクレジットカードや電子マネーで支払うキャッシュレス決済について、都のアンケートで消費全体に占める決済額の割合が50%を超えたことが分かりました。

 東京都が都民約2500人に行ったアンケートの結果によりますと、2022年度に支払われた消費全体のうち、キャッシュレス決済額の割合が推計で54.1%に上りました。

 決済方法はクレジットカードでの支払いが41.8%、QRコード決済が7.0%、電子マネーが3.7%でした。

 都はキャッシュレス決済額の比率について2025年に50%、2030年に80%を目標にしていますが、今回の調査で3年早く50%の目標を達成した形です。

 また、アンケートではキャッシュレス決済に関する意向も聞いていて、「どんな場面でもキャッシュレスで支払いたい」「どちらかというとキャッシュレスで支払いたい」と答えた人の割合は76.4%で、最も低い70代以上でも71.3%と都民の全世代でキャッシュレス決済が浸透していました。

こちらも読まれています