夏の訪れを…「入谷朝顔まつり」4年ぶりに再開[2023/07/06 23:52]

 夏の訪れを告げる「入谷朝顔まつり」が4年ぶりに始まりました。

 東京・台東区にある入谷鬼子母神の境内などでは、色とりどりのアサガオをそろえた露店が軒を連ね、早朝から威勢のいい掛け声が響いています。

 約4万鉢のアサガオが元気に花を咲かせています。

 入谷朝顔組合・半谷善之組合長:「天気に恵まれましてね、出来は上々だと思いますよ。4年ぶりですから、4年ぶりに会うお客様の顔も今朝から拝見しましたけども、やっぱりありがたいですよね」

 人気の朝顔市ですが、コロナ禍の影響でこの3年間は開催できませんでした。

 4年ぶりの再開に、訪れた人々も楽しそうに花を選んでいます。

 訪れた人:「ゲットしました。私は濃い色が好きだから、濃い色が入ってるものを選んで、もっといいやつって聞いて」「やっぱり子どものころから朝顔って、知らない人はいないから」「夏の花って感じ。子どものころからなじんでいる定番って感じの花」「昔を思い出して癒されます」

 訪れた人たちは、売り子にアサガオの特徴や育て方を聞きながら、熱心に鉢を選んでいました。

 朝顔市は6日から8日まで行われ、3日間で約30万人の人出が見込まれています。

こちらも読まれています