警視庁 警察犬279頭を供養 「ホス号」靴のにおいから容疑者発見[2023/07/11 14:07]

 東京・板橋区の霊園で事件捜査などを支えた警察犬の慰霊祭が行われ、警視庁の幹部らが供養しました。

 警視庁鑑識課・佐藤雅一課長:「全力を尽くして職責を果たしていただきました。本当にお疲れ様、ありがとうという気持ちを込めて供養させていただいた」

 板橋区の東京家畜博愛院で行われた警察犬の慰霊祭では、警視庁の鑑識課長ら25人と警察犬3頭が参列し、事件捜査などで活躍した279頭に祈りを捧げました。

 去年7月以降に埋葬された警察犬の7頭のうち、「ホス号」は、2017年の強制わいせつ事件で現場に落ちていた靴のにおいから潜伏していた容疑者を発見し、逮捕につなげるなどの功績を残しました。

 警視庁では、現在およそ40頭の警察犬が事件の捜査や災害救助などに携わっています。

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