「安心して暮らせる社会基盤を」東京地検トップに山元裕史検事正が就任[2023/07/11 23:10]

　新たに東京地検のトップに就任した山元裕史検事正（59）が記者会見を開き、「国民が安心して暮らせる社会基盤の維持に貢献できるよう努めたい」と抱負を述べました。

　山元検事正は法務省刑事局の幹部や東京高検の次席検事などを歴任し、11日付で東京地検検事正に就任しました。

　就任会見で山元検事正は「真相解明という役割を全うすべく、国民が安心して安全に暮らせるよう社会基盤の維持に貢献できるよう努めたい」と抱負を述べました。

　そのうえで、「今後も社会の不安を取り除けるよう迅速で的確な対応を心掛けたい」との姿勢を示しました。

　また、検察と政治との関係性については疑念を持たれないよう適切な距離を保つとしたうえで、「国民の信頼に支えてもらえるよう努力しなければならない」と述べました。