【九州の記録的大雨】浸水は最大で3.8メートル 福岡・久留米市 国土地理院が調査[2023/07/12 21:05]
九州北部を襲った記録的な大雨で水害が相次いだ福岡県筑後地方で、最も深いところで3.8メートルの深さまで浸水したとみられることが国土地理院の調べで分かりました。
国土地理院は、福岡県筑後地方と佐賀県南部を流れる筑後川の流域で水害が発生した10日にヘリコプターから撮影された画像と標高のデータをもとに浸水した深さを推定しました。
その結果、10日午後5時の時点で福岡県久留米市の善道寺町島では浸水した深さが3.8メートルで、流域では最も深くなったとみられることが分かりました。
筑後川の支流に近い田園地帯で低い土地ですが、深くなった理由は分からないとしています。
また、分析から浸水被害は主に福岡県を中心とした田畑で発生したと分かったということです。
この調査結果は国土地理院のサイトから見ることができます。
画像:国土地理院