【囲碁】史上最大83歳7カ月差の対局 12歳柳原初段の不戦勝 96歳杉内八段が体調不良[2023/07/13 23:05]

 囲碁界で83歳7カ月と史上最大の年齢差対局として注目された12歳9カ月の柳原咲輝初段と96歳4カ月の杉内寿子八段の対決は、杉内八段が体調不良で欠場したため柳原初段の不戦勝となりました。

 柳原初段は3歳から囲碁を始め、今年4月にプロ棋士になりました。日本棋院に所属する現役最年少棋士です。

 一方の杉内八段は女流名人を4連覇するなどタイトル数10を誇る最年長棋士です。

 2人の年齢差は83歳7カ月で、史上最大の年齢差対局として注目されましたが、杉内八段が13日午前10時から東京・市ケ谷の日本棋院で予定されていた女流名人戦予選を体調不良で欠場したため、杉内八段の不戦敗となりました。

 不戦勝となった柳原初段は「対局するのを楽しみにしていましたが残念です。機会があれば戦ってみたいです」と話していました。

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