新開発の防犯ガラス 警視庁が公開 強盗犯の足止めに期待[2023/08/07 23:59]

 相次ぐ貴金属店買い取り店などを狙った強盗事件や空き巣被害への対策として、警視庁は特殊なフィルムを使った割れづらい防犯ガラスを公開しました。

 公開された防犯ガラスは、2重構造のガラスの間に特殊なフィルムが挟み込まれていて、警察庁と民間企業などが合同で開発しました。

 警視庁によりますと、実験では自動車にも使われる強化ガラスは一度たたくと割れましたが、新開発の防犯ガラスは複数回たたいてもひびが入るだけで、5分以上割れずに持ちこたえることができるといいます。

 警視庁生活安全総務課 総崎由希課長:「銀座のロレックス強盗事件など、都民の皆様の不安感が高まっている状況です。被害に遭わないための環境づくりも大変重要になってきます」

 警視庁は店舗だけでなく、一般家庭でもこの防犯ガラスを設置するなどして対策をして欲しいと呼び掛けています。

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