今年の秋も高温の予報「熱中症の危険性高い状態続く」 3カ月予報で気象庁[2023/08/22 16:13]

 気象庁は来月から11月にかけて「全国的に高温になる傾向」とする予報を示しました。熱中症になる危険性が高い状態が続くと警戒を呼び掛けました。

 気象庁異常気象情報センター長 長楳田貴郁さん:「(次の3カ月も)全国的に高温か高温傾向が予想されている。特に9月は残暑が厳しいと予想され、すでに暑い日が続いているが、この後も熱中症の危険性が高い状態が続く」

 気象庁によりますと、9月からの3カ月は世界的に気温が高くなる見通しです。

 地球温暖化や南米ペルー沖の海水温が高くなる「エルニーニョ現象」などの影響とみられています。

 日本では列島付近への太平洋高気圧の張り出しが長引き、降水量が南西諸島から関東甲信にかけての太平洋側で広く「平年並みか多くなる」としています。

 災害につながるような大雨への注意も呼び掛けています。

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