台風対策「窓ガラスに養生テープ」にプラス 飛散防止役立つものとは【ファスト防災】[2023/08/31 17:00]

台風が近づくたび、飛ぶように売れるのが、養生テープです。
果たして効果はどの程度 あるのでしょうか。

ガラス販売会社「コダマガラス」の児玉雄司社長は「強度が上がるというより、飛散防止です」と話します。

児玉社長がガラスに角材を投げつけて検証したところ、養生テープを貼らず、ガラスの身だと破片が飛び散り、粉々に。
養生テープを貼ると、一定の効果はありましたが、やはり破片は飛び散ってしまいました。
「テープを貼っていない所に衝撃が加わると、割れてしまう。強度自体は変わりません」

そこで、児玉社長はプラスアルファを提案します。
「プラスチック製のベニヤ板がホームセンターにも売っていますので、中から貼っておけば、プラベニヤがガードしてくれ、割れた後の二次被害を防ぐことができます」

また、警視庁警備部災害対策課のX(旧Twitter)では、ラップを使った方法を提案しています。
あくまで応急処置とのことですが、実際にやってみましょう。
用意するのはラップ、養生テープ、霧吹きです。タオルもあるといいでしょう。

1.窓ガラスに水を吹き付けます

2.ラップを貼り付けます。

3.タオルなどで空気を抜きます

4.ラップのつなぎ目に養生テープを貼ります。サッシも忘れずに

カーテンがある窓は、閉めておきましょう。

試してみてはいかがでしょうか。

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