今年の6月から8月が「過去126年で最も暑い夏」となったことを受け、気象庁の担当者が取材に応じ「3カ月間高温が持続し、異常な暑さだった」と振り返りました。
気象庁 平井雅之気候情報調整官:「とにかく6月から8月まで高温が持続したのが特徴。大幅な記録を更新をするような異常な高温の夏となった」
気象庁によりますと、統計上「夏」とされる6月から8月までの3カ月間で、全国の平均気温は平年より1.76℃高くなりました。
これまで最も暑かった2010年の1.08℃を大きく上回り、統計の残る過去126年で最も暑い夏となりました。
猛暑日は全国で延べ6691日で、これまで最多だった2018年の6487日よりすでに200日ほど多くなっています。
このほか、日本海では1982年の統計開始以降、初めて海面の温度が30℃を超えました。
気象庁は「海水温や大気の流れ、温暖化などと色々な要因が重なった結果だ。秋も残暑が厳しく、対策を続けてほしい」と話しています。
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