小田急バス コロナ感染拡大で乗務員を確保できず 一部で運休続く 再開のめど立たず[2023/09/04 20:15]

 新型コロナウイルスの感染拡大で乗務員を十分に確保できないことから、東京都内の小田急バスの武蔵境駅と吉祥寺駅を結ぶ路線などで運休する便が相次いでいます。運休する便は2つの営業所で合わせて186便に及んでいます。

 小田急バスは公式ホームページで「武蔵境営業所」と「吉祥寺営業所」のバス路線の運休を発表しています。

 運休は平日ダイヤが対象で、武蔵境営業所では先月29日から武蔵境駅南口と吉祥寺駅を結ぶ「吉01」や三鷹駅と調布駅北口を結ぶ「鷹56」など13系統で合わせて160便が、吉祥寺営業所では先月14日から吉祥寺駅と深大寺を結ぶ「吉04」など5系統で合わせて26便となっています。

 武蔵境営業所では運休するバスの便数は全体の約1割にあたるということです。

 コロナの感染拡大で運行に必要な乗務員を十分に確保できないためとしています。

 休日は運休はなく、土曜日は休日ダイヤで運行するということです。

 小田急バスはマスクの着用や手指消毒など感染対策を徹底していますが、4日現在、通常ダイヤに戻るめどは立っていないということです。

画像:小田急バスHPより

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