【新型コロナ】東京都 1医療機関あたり定点把握17.01人「すべての年代で増加」[2023/09/07 16:25]

 東京都は今月3日までの1週間の新型コロナウイルスの患者の報告数が1医療機関あたり「17.01人」だったと発表しました。前の週から約1.17倍に増加しました。

 都によりますと、先月28日から今月3日までの1定点医療機関あたりの患者報告数は「17.01人」で、前の週の「14.53人」から約1.17倍に増加しました。

 専門家は「すべての年代で前週よりも増加しており、特に重症化リスクが高い高齢者などの感染拡大を警戒する必要がある」と指摘しています。

 また、今月4日時点の入院患者数は2782人で前の週から約100人増加しました。

 専門家は「幅広い医療機関での入院受け入れは進んでいるが、それに伴う一般医療への影響が危惧される」としています。

 また、東京都内の小田急バスでは新型コロナの感染拡大で乗務員を十分に確保できないことから、一部の便で運休が続いています。

 小田急バスによりますと、「武蔵境営業所」と「吉祥寺営業所」のバス路線のうち、武蔵境駅と吉祥寺駅を結ぶ路線などで平日、一日あたり約190便を運休しています。

 小田急バスはマスクの着用や手指消毒など感染対策を徹底していますが、7日現在、通常ダイヤに戻るめどは立っていないということです。

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