沖縄県の米軍普天間基地の辺野古移設工事を巡り、国土交通大臣が沖縄県知事に対して設計変更を承認するよう「指示」を出しました。玉城知事は27日、期限内に対応できないと公表していました。
辺野古基地新設の大浦湾側の軟弱地盤の改良工事は、今月4日の最高裁の判決で国の指示を適法とする判決が出ています。
斉藤国交大臣は判決後も県が設計変更を承認していないことから、19日に承認を求める勧告を出していましたが、玉城知事は27日、期限内に対応できないと公表していました。
これを受けて斉藤国交大臣は28日、地方自治法に基づき、「勧告」より強い「指示」を出しました。
玉城知事が「指示」にも応じなければ、国が自ら承認する「代執行」の訴訟を提起する方針です。
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