「こども大綱」策定に向け中間まとめ公表 子ども・若者を権利主体に切れ目ない支援を[2023/09/29 16:50]
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こども家庭庁は「こども大綱」の策定に向けて中間の取りまとめを行いました。加藤大臣は「当事者目線に立った大綱を作りたい」と話しました。
こども大綱は今後5年程度を見据えたこども施策の基本方針を示すもので、これまで別々に推進されてきた少子化対策、子ども・若者育成支援、子どもの貧困対策を一本化します。
中間のとりまとめでは「こどもまんなか社会」を実現するために、子どもや若者を権利の主体として認識することや子どもや若者、子育て当事者のライフステージに応じて切れ目なく対応し、十分に支援することなど6つの基本方針が盛り込まれました。
加藤こども政策担当大臣は「子ども・若者の視点が最も重要。当事者目線に立ったこども大綱を皆様と共に作り上げていきたい」と意欲を示しました。
来月には子どもたちや子育て当事者から直接、意見を聞く機会を初めて設けて大綱案に反映させ、12月に閣議決定される見通しです。