自転車で60代の女性に衝突し、けがをさせたとして書類送検された井出庸生前文科副大臣について、東京地検は不起訴処分としました。
井出前文科副大臣は7月、東京・千代田区で自転車を運転していた際、横断歩道を渡っていた60代の女性に衝突し、けがをさせたとして重過失傷害の疑いで警視庁に書類送検されました。
警視庁によりますと、現場の横断歩道に信号機はなく、井出前副大臣が自転車のブレーキを掛けるのが遅れたことが原因とみられ、女性は頭にけがをして病院に搬送されました。
井出前副大臣は容疑を認めていたということです。
東京地検は6日付で井出前副大臣を起訴猶予の不起訴処分としました。
井出前副大臣の事故対応のほか、被害者のけがの程度や感情を考慮したということです。
広告
