文部科学省が旧統一教会に対する解散命令請求を正式に決めたことを受け、宗教2世問題に取り組む団体が声明を発表しました。
宗教を信仰する親を持つ、いわゆる「2世」への問題に取り組む「宗教2世問題ネットワーク」が発表した声明では、旧統一教会の解散について「新たな被害を防止する観点から必要な措置」とした一方で「宗教2世問題が解決したと誤解が広まることを危惧しています」と訴えています。
また、「宗教2世を支援する体制の構築や繰り返し求めている宗教的虐待に対応する法整備等について議論が深まったとは言い難い」として、政府に早急な対応を求めました。
宗教2世問題ネットワークは今後も問題の根絶に向けて活動を続けていくとしています。
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