大麻「使用罪」を盛り込んだ改正法案が衆院厚労委で可決 臨時国会で成立へ[2023/11/10 19:43]
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大麻の「使用罪」を初めて盛り込んだ大麻取締法などの改正案が衆議院厚生労働委員会で可決されました。
改正案では、これまで禁止されていた大麻の「所持」に加えて「使用」に関しても罰則を設け、処罰の対象とします。
一方、大麻を由来とした薬品の使用が可能になります。
欧米では幻覚作用などのない成分を使用した抗てんかん薬などが承認されています。
これらの薬品の使用を解禁することで、有効な治療法がない患者のニーズに応えることができるということです。
改正法案は今の臨時国会で成立する見通しです。