柿沢議員の秘書が区議に現金 複数回“20万円提供”打診[2023/11/20 11:44]

 東京・江東区長選挙を巡る公職選挙法違反事件で、自民党の柿沢未途衆議院議員側が同じ区議に対して、複数回にわたり現金20万円の提供を打診していたことが分かりました。

 関係者によりますと、柿沢議員は4月の江東区長選挙の前に区議らに現金を配布して買収した疑いが持たれています。

 区議の1人は、2月に事務所を訪れた柿沢議員の秘書から現金20万円が入った封筒を受け取りました。

 「選挙資金は足りている」などとして数日後に返金しましたが、区議選の当選後に柿沢議員も同席した会食で、再び20万円の提供を打診され受け取ったということです。

 この区議は「当選祝いだと思った」などとしています。

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