宝塚歌劇団 裁量労働制巡り2021年に労基署から是正勧告[2023/11/27 12:24]

 宝塚歌劇団がスタッフらに導入している裁量労働制について、おととし、兵庫県の西宮労働基準監督署から是正勧告を受けていたことが分かりました。

 宝塚歌劇団が導入している専門業務型裁量労働制は、専門性の高い19の業務について労使協定で事前に定めた時間を働いたとみなす制度で、歌劇団はおととし9月にこの裁量労働制について西宮労働基準監督署から改善を求める是正勧告を受けたということです。

 今年9月に劇団員の25歳の女性が死亡した問題を受け、西宮労基署は22日に劇団に立ち入り調査をし、勤務実態などの把握を進めています。

 女性の遺族側代理人は週末に劇団側の代理人と面会し、27日午後にも面会内容などを公表する方針です。

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