「買収の意図なかった」柿沢議員が後援会関係者に文書 区長選巡る公選法違反事件[2023/12/01 16:35]

 東京・江東区長選挙を巡る公職選挙法違反事件で、自民党の柿沢未途衆議院議員が後援会の関係者に対して「買収の意図はなかった」とする文書を送っていたことが分かりました。

 関係者によりますと、柿沢議員は4月に行われた江東区長選挙の前に区議らを買収した疑いで、東京地検特捜部から地元事務所などの家宅捜索を受けています。

 その後の取材で、柿沢議員が後援会の関係者に対して「買収の意図はなかった」とする文書を送っていたことが分かりました。

 現金20万円を区議5人に渡し、そのうち2人からは返金されたとして「陣中見舞いとして行った」「支持基盤を強化するため」と説明しています。

 また、違法とされる有料広告の掲載については「動画配信が有効」との話をしたものの自身は動画の作成には関わっていないとしています。

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