太平洋沿岸の広い範囲に津波注意報が発表されたことを受けて気象庁は会見を開き、「注意報の解除までは海から離れて」と呼び掛けました。
気象庁 下山利浩地震情報企画官:「海の中や海岸付近は危険です。海の中にいる人は直ちに海から上がって海岸から離れて下さい。注意報が解除されるまで(この対応を)続けていただきたい」
気象庁は3日午前0時前、千葉県の内房から沖縄県にかけての広い範囲に津波注意報を発表しました。
午前3時半ごろまで各地で最大で1メートル程度の津波が予想されています。
気象庁は海や河口の近くにいる人は直ちにその場から離れて自治体などが出す情報に気を付けてほしいとしています。
この津波は、2日午後11時半すぎにフィリピンで発生した地震が原因とされています。
震源の深さは分かっておらず、地震の規模を示すマグニチュードは7.7と推定されています。
午前2時ごろまでにフィリピンのダバオでは8センチ程度の津波が観測されていますが、日本国内で津波が観測されたという報告はないということです。
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