19℃、20℃…例年なら
10月にみるような最高気温が
今年(2023年)は師走にも並びます。
西日本、東日本で週末は20℃以上が続出する見込みで
季節の歩みは足踏み状態です。
■過去最も気温が高い可能性も
東京を例に平均気温を1月から振り返ると
2023年東京の月平均気温(平年差)
1月 5.7℃(+0.3)
2月 7.3℃(+1.2)
3月 12.9℃(+3.5)観測史上1位
4月 16.3℃(+2.0)観測史上3位
5月 19.0℃(+0.2)
6月 23.2℃(+1.3)
7月 28.7℃(+3.0)観測史上1位
8月 29.2℃(+2.3)観測史上3位
9月 26.7℃(+3.4)観測史上1位
10月 18.9℃(+0.9)
11月 14.4℃(+1.9)観測史上6位
平年をすべての月で上回り、
3月、7月、9月は過去に例のない高温となりました。
今年最後の月、12月も1カ月予報では
全国的に高温傾向で、
仮に東京が平年並みの気温にとどまったとしても
年平均気温は観測史上1位の可能性があります。
■気候変動を考える
夏の猛烈な暑さ、秋まで続く高温など
気温の高さ、高温の期間、影響する範囲、
どれをとっても記録的だった今年の暑さは
多くの人が実感していることと思います。
ただ、その高温を生み出しているのは
私たち人間の行動が要因の一つになっているかもしれません。
直近の気候変動に関する政府間パネルの第6次評価報告書では
地球温暖化が起きていることだけでなく、
地球温暖化が人間の影響で起きていることを、
初めて「疑う余地がない」と評価しています。
データ上の数字や事実を伝えるだけではなく
それが生活にどう影響するのか、
今の気候変動をどう緩和していくのかまで落とし込んで
視聴者の方一人一人に自分事として
気象を考えてもらえるよう
伝え方も工夫をしていきたいです。
実感からそれぞれの行動を変えていけるような
ニュースや天気予報を作っていきたいと
極端な天気に直面している今、改めて思います。
テレビ朝日気象デスク 久能木百香
参考資料
気象庁HP IPCC第6次評価報告書第1作業部会報告書について
広告
1
広告