羽田空港航空機事故で5人死亡 日本航空のパイロットら「管制の着陸許可復唱した」[2024/01/03 13:14]

 2日、羽田空港で日本航空と海上保安庁の航空機が衝突し、5人が死亡した事故で、日本航空のパイロットらが「管制からの着陸許可を復唱し着陸操作を実施した」と話していることが分かりました。

 2日午後6時ごろ、羽田空港の滑走路で日本航空と海上保安庁の機体が衝突し、海上保安庁の副機長ら5人が死亡しました。

 国の運輸安全委員会が調査を実施し、警視庁も3日午前から機体と滑走路の現場検証を始めました。

 その後の日本航空関係者などへの取材で、パイロットらに聞き取りをしたところ、「管制からの着陸許可を復唱した後に着陸操作を実施した」と話していることが分かりました。

 また、管制とのやりとりなどから海上保安庁の航空機は、事故現場に近い別の場所で待機するよう指示されていたことも明らかになりました。

 警視庁は特別捜査本部を設置し、業務上過失致死傷の疑いで調べる方針です。

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