北九州市の商店街火災 35店舗が燃える被害[2024/01/04 12:02]

 北九州市の商店街で起きた大規模な火災は、一夜明け、ほぼ消し止められました。被害は35の店に上っています。

 北九州市などによりますと、3日午後3時すぎ、JR小倉駅前の商店街「魚町銀天街」に隣接する飲食店街「鳥町食道街」の店舗から出火し、およそ17時間後の4日午前8時すぎに鎮火状態となりました。

 木造の建物が密集していることや、通りが狭いことなどが消火活動を困難にしたということです。

 火は魚町銀天街の店にも延焼し35の店舗が燃え、焼損面積は2900平方メートルに上るとみられています。

 2年前に現場近くで起きた旦過市場での大火事に匹敵する面積で、北九州市は緊急対策本部を設け、被災者の支援などを行うことにしています。

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