全国から集まった支援物資 あす以降寒さ強まる…配布急ぐ[2024/01/06 18:23]

 被災地では支援物資を巡り、様々な課題が浮き彫りとなっています。石川県珠洲市の物資の受け入れ拠点から報告です。

 (青木智則記者報告)
 こちらの体育館には国や企業から送られた支援物資が24時間体制で受け入れられています。

 取材するなかで多くの被災者が求めている「水」だけでなく、7日以降予想される雪などの寒さ対策としてストーブなども寄せられています。

 これらは自衛隊によって、それぞれの避難所に配送されます。

 ただ、避難所から先は道路状況の悪さに加え、ガソリン不足、そして離れた避難所などに送るための人手が足りておらず、被災者の手に渡るには時間がかかっているということです。

 被災した人に話を聞くと、「水道が復旧していないので、生活用水としても使える水はいくらでも欲しい」といった声や、このような体育館に避難している人は「敷き布団やマットが冷たい」と話していました。

 6日午後からは冷たい雨も降り始め、一刻も早い物資の配送が期待されています。

こちらも読まれています